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心因性腰痛症について

2017.05.26 | Category: 腰・臀部の痛み

「病は気から」という言葉を聞いたことはありませんか?精神的なコンディションがよくないと、それが体調面の異変につながってしまうこともあります。実は腰痛に苦しんでいる人の中には、このようなメンタル面の問題が原因であるケースも少なくありません。このような腰痛を心因性腰痛症といいます。ストレスやうつ病などが広く一般にも浸透して、心因性腰痛症も注目を集めるようになりました。
 
心因性腰痛症の特徴として、いくつかポイントがあります。心当たりがあれば、心理的なものが痛みの要因の可能性があると思ったほうがいいです。まず痛みが日によって異なることです。痛みが腰の中でも個所が違っている、別に何かしたわけではないのに痛みがひどくなる、逆に痛みの和らぐことがある、昨日はズキズキ・今日はチクチクといった感じでコロコロ痛みの性質が変わってくるのが特徴です。またほかの腰痛の場合、ある特定の姿勢や動作をしたときに痛みが起きることが多いです。ところが心因性腰痛症の場合、別に「この姿勢をしたら痛みがひどくなる」といったはっきりした特徴がないのも逆に特徴といえます。うつ病にかかっている人が腰痛を起こすことがあり、この場合、朝方に腰が痛むことも多いです。通常腰痛は活動して疲れの溜まっている夕方にかけて痛みの強まる傾向がありますので、心因性腰痛症は真逆です。
 
腰痛には大きく分けて慢性腰痛と急性腰痛の2系統があります。慢性腰痛は、3か月以上腰痛が続く状態のことを指します。2004年にEUが発表した「慢性腰痛の治療ガイドライン」の中で、慢性腰痛患者の1/3程度が心理的な要因ではないかといわれています。そのほかのデータでも、慢性腰痛の患者で抑うつ状態になっている人が80%程度いるという報告もあります。このように慢性腰痛に苦しんでいる方で、実は心因性腰痛症を発症しているという可能性も高いです。職場の仕事のプレッシャー、人間関係、腰痛以外で痛みを伴う持病を長いこと患っているとストレスが溜まりやすくなり、腰痛を引き起こす可能性が高まります。
 
なぜストレスで腰痛を発症するのか、まず私たちの身体には、ある程度軽度のレベルの痛みであれば、痛みの神経伝達を抑制するシステムがあります。特に疲れによる痛みであれば、痛みの制御システムが働きます。しかし過度にストレスのたまっている状態が続くと、この痛み抑制システムがうまく機能しなくなります。その結果、腰の疲れによる痛みを感じやすくなるのです。また「自分は腰痛持ちだ」という思い込みが痛みを引き起こすこともあります。検査や治療をしてもなかなか良くならないのが心因性腰痛症の特徴です。接骨院がく伊勢崎韮塚院では色々な症状の腰痛の施術も行っておりますので、腰痛がどうしてもよくならないのであれば、一度ご相談ください。